まず最初に言わなければいけない。
これは子供向けスーパーヒーロードラマではない。
大人向けのスーパーヒーローを題材にした海外ドラマだ。
間違っても小さな子供といっしょに観てはいけない。
もうね、結構きわどいシーンが普通にでてくるし、「変態か!」とツッコみたくなるスーパーヒーローも登場する。
よく清純派アイドルが裏ではドロドロの異性関係があるとか、教職員が裏では、、、みたいな感じ。
スーパーヒーローのドロドロとした裏側。
スーパーヒーローを率いる大手企業の裏側をこれでもかと見せつけてくれる。
完全な大人向けスーパーヒーロードラマなのだ。
特に特殊能力を持つスーパーヒーローたちのセンターであるホームランダー役のアントニー・スターの異常っぷりは、目を見張るものがある。
ここまでくると感心だってさせられてしまう。
私個人の感想は、育った環境によって人は鬼にも仏にもなってしまう。
ホームランダーが、もしもきちんとした環境で育てられたならば、こんなスーパーヒーローにはなっていなかったかもしれない。
内容はスーパーヒーローのせいで恋人を失ってしまったヒューイ・キャンベル役のジャック・クエイド。
スーパーヒーローに復讐を誓うヒューイ・キャンベルは、同じくスーパーヒーローに恨みを持つ者たちと出会う。
シリーズは、スーパーヒーローが市民の信頼によって担われる世界を描いているのだけれど、スーパーヒーローたちが実際には世間とは大きく異なる危険で不道徳な人物たちであることが次々と明らかになっていく。
もうね、次々と明るみになる政治家の汚職か! とツッコミたくなるほどだ。
シーズン1では、The Boysがスーパーヒーローたちを追いかける。
ビリオネアのVought Internationalが製造するスーパーヒーローたちを調査。
The Boysは、スーパーヒーローたちがVoughtによって選ばれたこと。
彼らには自分たちに利益があることを知る。
The Boysは、自分たちが世界と闘い、スーパーヒーローたちを公正なプロセスを通じて監視し、罰することを決意したのだった。
一方、典型的な人間たちからなる戦闘チーム「The Boys」が、立ち上がる。
スーパーヒーローたちを監視し、彼らの虚像を崩壊させるために全力を注ぐ様子が描かれている。
『ザ・ボーイズ』は、スーパーヒーローたちの支配的なイメージを壊し、人々が思う以上に暴力的かつ腐敗した彼らの世界を描いている。
もうね、スーパーヒーロー版汚職事件だね。
コミックブックシリーズ『The Boys』を原作としている。
アメリカ映画会社「アマゾン・プライム・ビデオ」で配信された2019年のドラマシリーズ。
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