『ベトナムの怪しい彼女』というベトナム映画を観た。
ベトナムでは「Em Là Bà Nội Của Anh」の映画タイトル。
ベトナム人妻に「Em Là Bà Nội Của Anhの意味は何?」と聞くと、「わたしはあなたのばぁさん」と返答があった。
『ベトナムの怪しい彼女』は韓国映画『怪しい彼女』のリメイク作品である。
韓国映画『怪しい彼女』とは?
『怪しい彼女』では、 シム・ウンギョン、ナ・ムニ、パク・イナン、ソン・ドンイル、イ・ジヌク、キム・ヒョンスク、ジニョン (B1A4)、ファン・ジョンミン、キム・スルギが出演。
内容はと言うと、おばぁさんがひょんなことから20歳に若返る。
若返った主人公の女性の姿をコメディタッチに描かれていた。
私は『怪しい彼女』を視聴したのだけれど、主演のシム・ウンギョンは日本映画『新聞記者』にも出演していて、そこではシリアスな役柄を日本語で演じている。
『怪しい彼女』の凄いところは、中国、ベトナム、日本でもリメイク版が製作されたこと。
中国版「20歳よ、もう一度(重返20岁)」とは?
中国版では『20歳よ、もう一度(重返20岁)』の映画タイトルでリメイクされている。
ヤン・ズーシャン、グァ・アーレイ、チェン・ボーリン、ルハンが出演。
『20歳よ、もう一度(重返20岁)』はまだ視聴していない。
日本版『あやしい彼女』とは?
日本版では『あやしい彼女』の映画タイトルでリメイクされている。
多部未華子、倍賞美津子、小林聡美 、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、要潤、野村周平が出演。
韓国から出発し、中国、ベトナム、日本でもリメイクされたのは凄いことだ。
しかも、タイ、インドネシア、インド、ドイツでも『怪しい彼女』のリメイクが計画されている。
『あやしい彼女』を視聴したのだけれど、内容や結末は同じなのだけれど、日本版はこんな感じのコメディタッチで描かれているのかぁと比較しながら視聴するのも面白いかもしれない。
『ベトナムの怪しい彼女』とは?
ベトナム版『ベトナムの怪しい彼女』の映画の話に戻るのだけれど、映画の興行収入はベトナム史上歴代1位の記録を打ち出した。
コメディタッチの映画作品ということもあるけれど、表情がオーバーなぐらい豊かだった。
もしかしたら、ベトナム人は元々、表情豊かなのかもしれないと思ったほど。
当時、私はベトナム人彼女(現在、妻)とSkype電話していた時、彼女が露骨に嫌そうな表情をした時、これでもかというぐらいオーバーな表情で嫌な顔をしてきた。
彼女の表情を見た私はおかしくなって笑ってしまったことがある。
『ベトナムの怪しい彼女』主役のMiu Le(ミウ・レ)はベトナムの有名な歌手
20歳に若返った主役を演じるMiu Le(ミウ・レ)はベトナムの歌手でもある。
ベトナム戦争を題材にしたアメリカの映画はたくさんあるけれど、ベトナム人が監督し、ベトナム人のスタッフ、ベトナム人俳優が制作する映画を知る機会はなかった。
ベトナム映画と言えば、1951年のサイゴンを舞台とした『青いパパイヤの香り』(ベトナム語題: Mùi đu đủ xanh)の印象がある。
※日本では1994年公開。
トラン・アン・ユン監督のデビュー作で、 トラン・ヌー・イエン・ケー、 ジェラルド・ネスが出演した。
私は『青いパパイヤの香り』は観たことがあるのだけれど、映像美がとてもよく、出演するベトナム少女がとても可愛かった。
2016年に『ベトナムの怪しい彼女』が日本で公開。
『青いパパイヤの香り』が日本で公開されてから22年後の出来事。
私はおじさん世代なので、『青いパパイヤの香り』がタイムリーに公開された時、レンタルビデオで借りて視聴した。
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